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Windows 10 のタブレットモード と ディスクトップモード

Windows10 では PC とタブレットが共通のOSで動作するということが他のOSにない差別化の一つになっています。

これを実現する機能が「タブレットモード」 と「 ディスクトップモード」です。

ただし、これをきちんと理解して使用しないと混乱の元になります。

従来型のPCで使いたい場合は「ディスクトップモード」でタブレットや 2in1ハイブリッドタブレット*で使いたい場合は「タブレットモード」が適しています。

別の言い方をするとタッチパネルで操作したい場合は「タブレットモード」、マウスとキーボードで操作したい場合は「ディスクトップモード」ということになります。

このモードの切り替えは画面右下の「タスクトレー」から「通知アイコン」→「アクション センター」→「タブレット モード」をクリックします。

「タブレット モード」をON/OFFするというイメージです。 「ディスクトップモード」とは表示されません。

tablet

このモードは保存され次の起動時には前回有効になっていたモードで立ち上がります。

それぞれのモードの違いを理解してメリットを活かしたいものです。

*正確には 2in1ハイブリッドタブレットのタブレットモード、タッチ機能のあるノートPCでもタッチを使いたい場合はタブレットモードにすると良い。

 

DVDメディアの入れっぱなし

DVD ドライブにメディアを入れっぱなしにしておくのは以下の理由により好ましくありません。

  • DVD ドライブの寿命を早める
    パソコンを起動するごとにドライブがリセットされモータが回ります。
    駆動部品は回転することにより劣化しますから好ましくありません。
  • パソコンがいつまで待っても起動しない
    起動時にDVDドライブを読みにいきますから異常があればそこで止まってしまうことがあります。 特に起動順序(ブートディバイス)がハードディスクより前に設定してあれば発生しやすくなります。
  • パソコンが終了しない
    パソコンの終了時に未完了の書き込みデータバッファを書き込みにいくことがあります。 これもDVDドライブやメディアに異常があれば止まってしまう原因になります。

面倒でも使い終わったら取り出して保管するようにした方が良いようです。

また同様の理由により USBメモリ、SDカード、USBによる外付けドライブを常時接続している場合でパソコンが起動/終了しない場合は各デバイスの異常をチェックしてみましょう。

Windows 10 にアップグレードする前に必ずやっておくべきこと

Windows 10に無料でアップグレードができるというメッセージが出るとやってみたい衝動に駆られます。

でもその前に必ずやっておくべきことがあります。

それはハードデイスクのイメージバックアップです。

Windows 7, 8.1 にはMicrosoftのイメージバックアップ機能が備わっていますが、遅くて時間がかかることと、まれにですが復元に失敗することがあります。

専用ソフトがいくつかありますからそれらを利用することも検討してみてはいかがでしょうか。

信頼できるバックアップがあれば万が一アップグレードに失敗してもいつでも戻せるので安心できます。

 

 

このディスプレイはコンテンツ保護(HDCP)の基準を満たしていないため・・・

インターネットでHD(高画質)の映画を見たかったのですが

”このディスプレイはコンテンツ保護(HDCP)の基準を満たしていないためHD(高画質)で再生することができません。このタイトルはSD(標準画質)で再生されます。”

と表示されHDでは再生できません。

ビデオカード(Display Card)、液晶モニター、HDMIケーブル いずれも規格を満たしているのに不思議に思い、よくよくチェックしてみるとマルチディスプレイの構成で低解像度(1280X1024)の液晶モニターが接続されていることに気が付きました。 メインのモニターは 1920X1080 の解像度です。

サブのモニターは電源を切ってあるので影響しないと思っていたのですが、Windowsの画面の解像度の設定で複数のディスプレイを使用する設定になっていてこれが影響しているようです。

ディスプレイ->画面の解像度->「デスクトップをディスプレイ1のみに表示する」に設定しなおして問題なく映画をHD(高画質)モードで再生できました。

 

 

ブルースクリーンでの自動再起動を無効にする

システムに異常がある場合にシステムがクラッシュしてブルースクリーンになりますが、デフォルトでは自動再起動になっているため再起動とクラッシュを繰り返します。

ブルースクリーンに表示される情報は問題を解決するための重要なものが多いのですが、再起動の間隔が数秒程度と短く簡単に読み取れないという不都合があります。

これを解決するための自動再起動を無効にする方法です。

コントロール パネル > すべてのコントロール パネル項目 > システム > システムの詳細設定 > 起動と回復 > 自動的に再起動する の チェックを外します。

Capture

ところがあらかじめこの設定をしていなかった場合で短時間にクラッシュを繰り返す場合にはこの方法を使うことができません。

その場合はセーフモードで起動し設定します。

hal13

電源投入後 F8 キーを連打します。
「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」にカーソルを移動して Enter を押します。

 

Windows 10 でアナログ時計を表示する

Windows 10 でアナログ時計を簡単に表示する方法です。

Windows 7 では画面右下のタスクトレイの時刻表示をクリックするとアナログ時計を簡単に表示できました。

Windows 7 analog clock

しかしながらWindows 10 では同じように時刻表示をクリックすると時刻とカレンダーが表示されますがアナログ時計は表示されません。

windows 10 clock

そうはいっても秒針が回るアナログ時計が必要になることが少なからずあります。

レジストリを変更することによってアナログ時計を表示することができますが、手順が面倒であり、レジストリの修正は危険を伴います。

ここでは安全で簡単にアナログ時計を表示する方法としてストアアプリを使います。

ストアアプリをインストールするには Windows10の「スタート」 -> 「ストア」 で 「ストア」 ウインドウをひらきます。

Capture

「ストア」ウインドウが開いたら検索窓に 「Analog clock」と入力します。

Capture

検索リストに表示された候補から好みのアプリを選択し「無料」ボタンを押しインストールします。

clock

あとは起動して邪魔にならない大きさにウインドウをリサイズして適当な場所に移動してください。

Capture2

インストールが簡単という「ストア」アプリと「デスクトップ」アプリがデスクトップに混在表示できるというWindows 10の良さを実感できます。

リカバリーディスクを販売していない、やめてしまったPCメーカー

Dynabook で有名な T社ですが最近販売されているPCのリカバリディスクの販売を終了したようです。

リカバリーディスクは自分で作成することになっていますが長時間かかるためや操作方法が分からない、DVDメディアがないなどの理由で作成していない人が多いのが現状です。

メーカPCはほとんどがリカバリ領域がハードディスクにありそこから起動してPCの再セットアップを行うわけですが、それもハードディスクが正常に動作する場合のことで故障するとこの領域が読めなくなってしまいます。

したがって交換用のクローンディスクも作成できなくなります。

その場合に残された手段としてメーカーからリカバリーディスクを購入するわけですがT社に購入しようと問い合わせたら該当機種は販売していませんとのことです。

逆に古い機種はまだ販売しているようですが在庫の整理ではと疑いたくもなります。

メーカに修理を依頼するとハードディスク代も含めてで3.5万円~4.5万円の費用がかかるそうです。

これでは修理をあきらめて買い替えを考える人も多いでしょう。

市販のWindowsを購入してインストールをすることも可能ですがドライバ-をメーカーがサイトで公開していない場合動作しないデバイスも出てきますし、相応の知識が必要です。

ハードディスクはいつかは必ず壊れます。 リカバリーディスクを作成しておくかイメージバックアップを作成しておきましょう。

なおT社だけでなく Let’s note で有名な P社や 台湾 Acer社でもリカバリーディスクを販売していないようです。

パソコンを永く使っていただくためにユーザの立場に立ったサービスを提供してくれることを望みます。

追記

Windows10にアップグレードしたメーカー製PCではリカバリー領域が残っていてもリカバリーできない機種が多いです。

そのためにもリカバリーディスク(USB)の事前作成が重要です。

 

 

 

Windows 10に無料アップグレードする前にやっておきたい事

Windows 10 にアップグレードするかしないか迷っている方も多いと思います。

Microsoft いわく、アイコンをクリックするだけで自動的にできます。簡単に元に戻すこともできます。・・・と表示されますがそれは何事もなかった場合のことです。

Windowsのアップグレードには大量のファイルの書き換えが伴いますからハードディスクに長時間大きな負荷が加わります。

そのためハードディスクの物理的な故障を引き起こしやすく致命的なトラブルになります。

永年(5~6年)以上使っているパソコンではハードディスクが寿命に近づいている可能性が高く事前にハードディスクの健康状態を確認してみることも重要です。

そのためにも事前にバックアップは取りましょう。

バックアップにはユーザデータのバックアップとWindowsシステムのバックアップがありますが、ハードディスの故障に備えるにはこのどちらも重要です。

 

 

 

 

 

 

 

デスクトップのアイコンの名前が読みにくい

デスクトップのアイコンについている名前が読みにくい場合があります。

20151220105917

よく見ると文字に影がついています。

この影を取るとこのように読みやすくなります。20151220105802

この操作は次ぎのようにします。(Windows 7)

「コンピュータ」 を右クリック → 「プロパティ」 → 「 システムの詳細設定」 → 「パフォーマンス」 → 「設定」 → 「デスクトップのアイコン名に影を付ける」のチェックをはずす

Capture

Windows 10 でも同様な操作で可能です。

 

 

カーオーディオでUSBメモリの音楽を聴く

車の中で音楽を聴くのにCDよりUSBメモリに保存したファイルを聴いて楽しむのが一般的になってきました。

一つのUSBメモリに数百曲が保存でき、曲の頭出しも簡単にできるのでCDやDVDより便利ですね。

曲ファイルのフォーマット形式はMP3・WMA・AAC-LCが一般的です。

ここで注意したいのはUSBメモリのドライブのフォーマットをFAT32にしておくことです。

PCで一般的なNTFSではエラーで再生できない場合が多いようです。

MacとWindows PCで共通なフォーマットであるFAT32が採用されているということでしょう。

スマホやタブレットを持っているならBluetoothを利用して車のオーディオで再生するのも便利です。

ただし運転中の操作は危険ですので音声コマンドでアプリを起動、操作するなどして前方不注意にならないように気を付けたいものです。