ノートパソコンのキーボードが壊れて一部のキーが使えなくなった場合の対処方法です。
- キーボードの交換
- 外付けキーボードを接続する
- 使えなくなったキーを別のキーで代替する
1.のキーボードの交換は正当な方法ですが費用が掛かります。また最近のノートPCではデザイン性とコストが優先され交換が難しい機種が増えています。
2.の外付けキーボードにはWifi 、Bluetooth、USB接続があり簡単に接続でき比較的安価ですが場所をとり携帯性、操作性が低下します。
3.は入力できないキーが1,2個で少ない場合は別の正常なキーであまり使わないキーにソフトウエアで割り当てるだけですので自分でやれば費用がかかりません。
ここでは3.の方法で使えるWindows PowerToysの「Keyboard Manager」をご紹介します。
PowerToysの**Keyboard Manager(キーボード マネージャー)**は、キーの入れ替えやショートカットのカスタマイズを簡単に行える非常に便利なツールです。
インストールから設定方法まで、分かりやすく手順をまとめました。
1. PowerToysのインストール方法
まだPowerToys自体をインストールしていない場合は、以下のいずれかの方法で導入してください。
Microsoft Storeから: 「Microsoft PowerToys」で検索してインストール(一番簡単です)。
GitHubから: PowerToysの公式リポジトリから
.exeまたは.msiファイルをダウンロード。コマンド (WinGet) から: コマンドプロンプトやPowerShellで以下を入力。
winget install Microsoft.PowerToys
2. Keyboard Managerの設定手順
インストール後、PowerToysを起動し、左側のメニューから [Keyboard Manager] を選択します。
A. キーの再マッピング(単一キーの変更)
「Aキーを押したらBキーとして動作させる」といった設定です。
[キーの再マッピング] をクリックします。
「+」ボタンを押して新しい項目を追加します。
選択元: 物理的に押すキーを選択(「選択」ボタンを押して実際にキーを叩くのが確実です)。
送信先: 置き換えたい後のキーを選択。
[OK] を押して保存します。
B. ショートカットの再マッピング(組み合わせの変更)
「Ctrl + C を別のキー入力に変える」といった設定や、特定のアプリのみで有効にすることも可能です。
[ショートカットの再マッピング] をクリックします。
「+」ボタンで項目を追加。
選択元: 変更したい元のショートカットを入力。
送信先: 実行したいショートカット、あるいはキー、テキスト入力を選択。
ターゲットアプリ: (任意) 特定のソフト(例:Chrome、Excel)だけで有効にしたい場合は、その実行ファイル名(
chrome.exeなど)を入力します。
3. よくある活用例
CapsLockをCtrlに変える: 日本語キーボードで小指の負担を減らす定番の設定です。
無変換/変換キーをショートカットに: 余っているキーに「コピー」や「貼り付け」を割り当てると作業効率が爆上がりします。
F1キーの無効化: ヘルプが誤爆して立ち上がるのを防ぐため、送信先を「Disable」にします。
[!IMPORTANT]
注意点
PowerToysがバックグラウンドで起動している間だけ有効になります。
管理者権限で実行されるアプリ(タスクマネージャーなど)の上では、PowerToys自体を「管理者モード」で実行していないと動作しない場合があります。