長時間かかる Windows 7 の Windows Update を劇的に速くする。

Windows 7 に限りませんが、2年3年・・・と永い年月パソコンを使い続けていると動作が不安定になったり、ハードディスクが壊れて交換したりなどで Windows 7のリカバリ(初期化)を与儀なくされる方も多いと思います。

通常、Windows 7 の リカバリ そのものは1,2時間程度で終わりますがその後の Windows Update は 数時間以上、場合によっては 24時間経っても終わらないなど気が遠くなるほど待たされます。

Windows Update を行わないでパソコンを使い続けるとウイルスに感染したり、動作がおかしくなったり、高い代償をはらうことにもなりかねません。

これは Windows 7 SP1後でも更新ファイルが 実に 200~300個 もあり、それらがお互いに依存し合ってインストールが止まってしまうなど弊害が出てきているからです。

この問題を克服するために Microsoft から公開された Windows 7 Rollup Package ですが、それでもまだ止まってしまうことがあります。

以下の順番で 手動で更新ファイルをインストールすることで8時間以上かかっていた Windows Update がわずか 8分程度で終わるようになりました。 終わるといっても最初の 自動 Windows Update でさらに数回の 更新が必要です。

  1.  KB976932 (windows7 SP1)※7無印の場合のみ必要
  2.  KB3020369 (Rollupパッケージの事前必須パッケージ)
  3.  KB3125574 (Rollupパッケージ)
  4.     KB3172605   事後インストールパッケージ
    Windows Update Client の最新のファイル 3161647 を含む

更新ファイルが新たに公開されればまた遅くなるかもしれませんが 2016年9月1日現在は、これで 数台のWindows 7 PCの更新に成功しています。

P_201609