ブルースクリーンでの自動再起動を無効にする

システムに異常がある場合にシステムがクラッシュしてブルースクリーンになりますが、デフォルトでは自動再起動になっているため再起動とクラッシュを繰り返します。

ブルースクリーンに表示される情報は問題を解決するための重要なものが多いのですが、再起動の間隔が数秒程度と短く簡単に読み取れないという不都合があります。

これを解決するための自動再起動を無効にする方法です。

コントロール パネル > すべてのコントロール パネル項目 > システム > システムの詳細設定 > 起動と回復 > 自動的に再起動する の チェックを外します。

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ところがあらかじめこの設定をしていなかった場合で短時間にクラッシュを繰り返す場合にはこの方法を使うことができません。

その場合はセーフモードで起動し設定します。

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電源投入後 F8 キーを連打します。
「システム障害時の自動的な再起動を無効にする」にカーソルを移動して Enter を押します。

 

Windows 10 でアナログ時計を表示する

Windows 10 でアナログ時計を簡単に表示する方法です。

Windows 7 では画面右下のタスクトレイの時刻表示をクリックするとアナログ時計を簡単に表示できました。

Windows 7 analog clock

しかしながらWindows 10 では同じように時刻表示をクリックすると時刻とカレンダーが表示されますがアナログ時計は表示されません。

windows 10 clock

そうはいっても秒針が回るアナログ時計が必要になることが少なからずあります。

レジストリを変更することによってアナログ時計を表示することができますが、手順が面倒であり、レジストリの修正は危険を伴います。

ここでは安全で簡単にアナログ時計を表示する方法としてストアアプリを使います。

ストアアプリをインストールするには Windows10の「スタート」 -> 「ストア」 で 「ストア」 ウインドウをひらきます。

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「ストア」ウインドウが開いたら検索窓に 「Analog clock」と入力します。

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検索リストに表示された候補から好みのアプリを選択し「無料」ボタンを押しインストールします。

clock

あとは起動して邪魔にならない大きさにウインドウをリサイズして適当な場所に移動してください。

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インストールが簡単という「ストア」アプリと「デスクトップ」アプリがデスクトップに混在表示できるというWindows 10の良さを実感できます。

リカバリーディスクを販売していない、やめてしまったPCメーカー

Dynabook で有名な T社ですが最近販売されているPCのリカバリディスクの販売を終了したようです。

リカバリーディスクは自分で作成することになっていますが長時間かかるためや操作方法が分からない、DVDメディアがないなどの理由で作成していない人が多いのが現状です。

メーカPCはほとんどがリカバリ領域がハードディスクにありそこから起動してPCの再セットアップを行うわけですが、それもハードディスクが正常に動作する場合のことで故障するとこの領域が読めなくなってしまいます。

したがって交換用のクローンディスクも作成できなくなります。

その場合に残された手段としてメーカーからリカバリーディスクを購入するわけですがT社に購入しようと問い合わせたら該当機種は販売していませんとのことです。

逆に古い機種はまだ販売しているようですが在庫の整理ではと疑いたくもなります。

メーカに修理を依頼するとハードディスク代も含めてで3.5万円~4.5万円の費用がかかるそうです。

これでは修理をあきらめて買い替えを考える人も多いでしょう。

市販のWindowsを購入してインストールをすることも可能ですがドライバ-をメーカーがサイトで公開していない場合動作しないデバイスも出てきますし、相応の知識が必要です。

ハードディスクはいつかは必ず壊れます。 リカバリーディスクを作成しておくかイメージバックアップを作成しておきましょう。

なおT社だけでなく Let’s note で有名な P社や 台湾 Acer社でもリカバリーディスクを販売していないようです。

パソコンを永く使っていただくためにユーザの立場に立ったサービスを提供してくれることを望みます。

追記

Windows10にアップグレードしたメーカー製PCではリカバリー領域が残っていてもリカバリーできない機種が多いです。

そのためにもリカバリーディスク(USB)の事前作成が重要です。

 

 

 

Windows 10に無料アップグレードする前にやっておきたい事

Windows 10 にアップグレードするかしないか迷っている方も多いと思います。

Microsoft いわく、アイコンをクリックするだけで自動的にできます。簡単に元に戻すこともできます。・・・と表示されますがそれは何事もなかった場合のことです。

Windowsのアップグレードには大量のファイルの書き換えが伴いますからハードディスクに長時間大きな負荷が加わります。

そのためハードディスクの物理的な故障を引き起こしやすく致命的なトラブルになります。

永年(5~6年)以上使っているパソコンではハードディスクが寿命に近づいている可能性が高く事前にハードディスクの健康状態を確認してみることも重要です。

そのためにも事前にバックアップは取りましょう。

バックアップにはユーザデータのバックアップとWindowsシステムのバックアップがありますが、ハードディスの故障に備えるにはこのどちらも重要です。